☆★☆★☆//ホロスコープを見てみましょう(その3)//☆★☆★☆
<このページにおけるチャート図は占星術ソフト「StarGazer」にて作成しました>
今回はハウスを考えに入れて見てみます。
で、ハウスは第1から第12まであるわけですが、その中で根本になるアンギュラー・ハウスと呼ばれる第1・4・7・10ハウスを見ると、なんと第10ハウスに太陽があるだけという結果になっています。
アンギュラー・ハウスに星が少ないと、自分自身を確立し対社会的に押し出していく力が弱い気がするので仕事や業績の面ではどうかな・・とも思われかねないのですが、よく考えるとこの太陽はこのホロスコープの中でカルミネートしている天体であり、しかもM.C.とコンジャンクトしているのです。
これはかなり強烈な影響力をチャートに与えていると思われますね。
対外的な仕事という面ではかなりの幸運を感じます。
成果が認められやすい感じがしますね。
ただしこの太陽は第12ハウス(牡牛座)の木星とスクエアですから、困難は出てきますね。
自分勝手、夢見がち、甘い見通しなどということが注意点です。
せっかくの持って生まれた幸運を生かすにはそのあたりのことを自覚する必要がありそうです。
あと第5ハウスにも天体が多いですね。対外的なエネルギーを示す火星もまたここにあります。
そして第5ハウスのカスプは乙女座。そのルーラーは第9ハウスにあります。
第9ハウスは山羊座ですね。
山羊座的な第9ハウスの要素がかなりこの人の対外的な行動、喜びというものに入ってきますね。
つまりは伝統的なもの、学問を好み、没頭する傾向があります。
地道な感じがするのですが、ここに天王星があることもあり、表現法には独自なものを求めます。
案外、紆余曲折の多い人生になります。
これは恋愛にもいえますね。
普通の恋愛ではない道を選びがちです。
結婚問題でもその傾向を引きずります。第7ハウスには天体がありませんが、そのルーラーはやはり第5ハウスに入っています。
後、第12ハウスの木星が気になりますね。
牡牛座の木星という面では金銭面での幸運と、穏やかさを感じますが、第12ハウスということだと、薄っぺらさにも繋がりかねません。
牡牛座のルーラーを考えると、やはりここでも第9ハウスが影響をふるっていることに気づかされます。
直感を使うこと、抽象的な物事を扱うこと、伝統的なことがキーワードでしょうか。
ただしこの木星は海王星とオポジションですから、様々な抽象的な思考が単なる頭の体操になってしまわないように注意しなければいけませんね。
では次にはアスペクトを考えてみましょう。
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