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☆★☆★☆//ホロスコープを見てみましょう(その3)//☆★☆★☆
このページにおけるチャート図は占星術ソフト「StarGazer」にて作成しました>

 今回もサインを見ますが、テーマは惑星が受ける影響です。
 詳しくやると長くなるので、とりあえずは、人の本質にダイレクトにつながる3つのポイント、「太陽」「アセンダント」「月」を見てみることにします。

 さて、まずはずせない重要なポイントとして、太陽がありますね。人格を総合的にまとめる要素です。
 これは前回も言いましたが
水瓶座です。
 どんなものにも表裏ありますが、例えばこの星座にも良いところ悪いところあって、例えば常に新しいものを志向するところ、冷静なところ、基本的に平等主義であるところ、理性的なところはいいところかもしれません。

 また、人の感情というウェットな面に疎くて、人付き合いが苦手だし、孤立しがちで、悪くするとオタク系にはまりこみそうな部分があるのは悪いところでしょうね。

 これは太陽というその人の自我に関するものなので、看過できませんね。
 これら太陽が示すような事柄は、たとえ表面からは窺い知れなくても、その人の本質的なところには存在するものだと言えるでしょう。

 ですが星は太陽だけではありませんし、星だけが重要なポイントでもありませんね。

 例えばアセンダントというものがあります。
 その人が生まれた時刻に、東の地平線上にあった星座のことです。

 これはよくペルソナに例えられますが、その人の対外的な面を示すものです。主に親しい人との関係に現れるものですね。
 この場合は
牡牛座です。
 牡牛座は現実的な星座です。もっとも地に根を下ろしている感じがします。ただし、鈍重なところもあります。感受性は豊かなのですが、それをすばやく言葉に翻訳し行動に移すことが苦手です。

 ですが快楽主義的なところと商才をあわせ持ちますので、社会的に落伍していくことはほとんどありません。

 ケチなところがあり、モノに執着しがちですが、お金を出すときにはドーンと出します。
 人当たりは柔らかで、優しい感じです。

 これって本当にそうかどうかは本人にはわかりにくいことなので、ここでは明言を避けましょう。
 ただ、アセンダントがその人の外見をも規定するという考えが昔はよくありましたが、私はそれには賛成しません。
 むしろ「やせている・太っている」「背が高い低い」「顔かたちが丸い・角張っている」などという見た目よりも、その人の表情やしぐさから伝わる雰囲気の方によりアセンダントの星座の特徴が出てくるものだと思いますね。
 またその惑星が入っているサインのみならず、アセンダントとアスペクトしている星の影響が重要だという意見もあります。でもまあここでは、それには触れません。

 さて、あとは月の位置も重要ですね。
 月はその人の感情面での動きを示すとともに、無意識の領域を司ります。
 よってその人が「事にどう対処するか」、「気性がどうか」、「問題をどう捉えているか」などというようなことを伝えてくれます。
 自我が上手く確立されていない場合は、太陽より強力に作用することもあるといわれていますね。

 土星ほどではないのですが、その人の隠されたネガティブな気持の動きも見えることがあります。

 サンプルのホロスコープでは、山羊座に入っていますね。
 これは目的意識が強く、やや自己中心的な気持を持ちがちな面を示します。
 暗い面も見えます。
 目的を達するには手段を選ばないこともあり、組織を利用するわりには孤立しがちな面があります。
 また、こつこつ人知れず努力することを嫌がらないので、仕事の面では、それなりの実績を残せます。

 ものの見方が場合によると急進的になることもあるでしょうね。

 ということで以上の3つのポイントから見ると、この人は(・・・って私ですが)、表面的には穏やかで人とも争わず暮らしていて、周囲からはおっとりしているようにも思われがちです。
 また芸術に興味を持ち、人の知らない分野にも積極的に首を突っ込みます。しかも、独力で。

 興味をもった分野では、何らかの形を残さないと気がすまないので、はたから見ると急に何かにのめり込んで、それなりの結果を出してきます。

 お金に関しては、普段はあまり気前がいいほうではなく、貯金がたまることに喜びを感じます。
 ですが目的がちゃんとあるので、たまったお金はその目的のためにパッと使ってしまうことも良くあります。

 人付き合いは多いほうではなく、気が合う人と長く浅く付き合います。

 一般的に見て変わった人です(当たり前)
 自我が強く、他人の影響を受けるより、他人に影響を及ぼすことを好みます。
 ただし、社会的な権威には弱いところもありますので、公的な場では、傍若無人なふるまいは出来ません。

 ・・・なんだか嫌な人間に思えてきたぞ。まずいなあ。

 では、また次回。

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